2021.08.31ブログ
企業や商品の魅力を、 メディアに届けるプレスリリース活用法
インターネットやテレビで、企業の活動や新商品の情報を見ることがあります。実は、純粋に記者が取材したものもあれば、企業がプレスリリースとして配信したネタを取り上げている場合もあります。今回は、広報活動の一環であるプレスリリースについて説明します。
広告費をかけずに宣伝できる
プレスリリースを活用しよう
プレスリリースとは、新聞やテレビ、Webのニュースサイトなどのメディアに対して、企業や団体が行う情報提供や公式発表のことです。メールや文書などでそのプレスリリースを目にしたメディアが、そのネタを媒体で取り上げるかどうかを判断します。
プレスリリースの内容をメディアから発信してもらえば、情報は素早く世間に広まります。プレスリリースを見たメディアの取材に応え、それがニュースになることもあるでしょう。プレスリリースは単なる広告ではなく、記者が注目し、取材をしたという付加価値をつけることができるので、自社が行う商品やサービスの宣伝効果とは違った効果が期待できるのです。
メディアにプレスリリースの内容に興味を持ってもらうには工夫が必要ですし、手間もかかりますが、そのぶん大きなメリットも期待できます。
一つ目のメリットは、広告費がかからないことです。たとえばテレビCMを打つには莫大な広告費が必要になりますが、媒体が自ら取り上げるのであれば、情報を提供する際の費用はほとんどかかりません。もう一つのメリットは、新聞やテレビ、ラジオなどそれぞれのメディアの視聴者がターゲットとなるため、新たな客層を獲得できる点です。
また、自社サイトや広告出稿などによる宣伝は、どうしても宣伝色が強くなるため、素直に受け取ってもらえないこともあります。しかし、プレスリリースを読み、記者が改めて情報を発信することで、信頼度が高まります。また、取り扱うメディアの信頼性もプラスされるため、「このメディアが話題にする商品なら信用できる」と感じてもらえることが期待できます。
高い効果を得るには?
ベストなタイミングと注意点
次に、プレスリリースを配信する際のポイントを紹介します。
●配信のタイミング
新商品の発売に関する情報であれば、商品の発売日に掲載されるように段取りを組むのが基本です。そこから逆算し、原稿を作ったり、、ライターやデザイナーに外注するなどのスケジュールを組みましょう。
●プレスリリースの手順と注意点
プレスリリースを取り上げてもらうためには、メディアの担当者の目に留まらなければなりません。そのために重要なのが、“話題性”や“斬新性”です。図表や画像を使い、読み手が興味を持てるよう工夫をし、「これはニュースにしたいな」「取材して詳しく話を聞きたい」と思わせることがポイントです。
●目的に合った配信先を選ぶ
やみくもにプレスリリースを配信するのではなく、自社製品やサービスの購買層がよく見ているメディアに注力することが重要です。たとえば主婦層なら、ラジオ局よりもテレビ局や番組制作会社の方が適しているかもしれません。ビジネスマンがターゲットなら、新聞社の方がよいでしょう。さらに、新聞でもスポーツ新聞にするのか、地方紙にするのかなど、宣伝効果の高いメディアを選ぶことが大切です。
プレスリリースの配信は、地道に続けていくことで自社のブランディングにも役立ちます。新たな広報活動を考えている企業は、まず自社の商品やサービスの魅力を見つめ直し、どうアピールしていくかを検討してみてはいかがでしょうか。
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