2019.10.17新しい技術のご紹介
2022年度には2,100億円ほどの市場に!?ドローンで広がるビジネスチャンス
“ドローン元年”と呼ばれた2016年以降、公共インフラや災害時の空輸、配送、レジャーなど、幅広いジャンルで取り入れられ始めたドローン。
今回は、ドローン市場の現状をご紹介するとともに、将来を見据えた活用法について探っていきます。
ビジネスに活かすため操縦技術を学ぶ経営者も!
急速な伸びを見せているドローン市場は、2016年度に353億円の市場規模を記録。
2022年度には、2,116億円もの市場規模に達すると予測されています。
この流れを反映し、今年1月、エンターテインメントから産業用まで、さまざまなドローンの情報を発信するポータルストアの実店舗『ドローン・ザ・ワールド』が東京・麹町にオープン。
実際にドローンの購入や操縦体験を楽しめると評判で、2018年中には日本全国に約80店舗を出店予定です。
さらに、ドローン操縦者の人手不足を受けて、ドローン操縦者の養成学校も増加しています。
実践的なカリキュラムでドローンの操縦技術を学べる『ドローンスクールジャパン』では、生徒数の増加に対応するため、30校目となる静岡静岡市校を今年1月に開校。
趣味としてスクールに参加する人もいますが、建設会社やシステム会社の社員や若手起業家など、ビジネスに利用するために参加する人も少なくありません。
物流から保険まで
ドローン市場が多業種に拡大中!
ドローンビジネスに注目が集まるなか、特に注目されているのが“物流”です。
近年、インターネット販売の台頭によって宅配便の取扱個数は増加傾向にあります。
そのため各配送会社では、ドローンで商品を届ける『ドローン配送』の導入を検討しています。
なお、日本郵便株式会社や楽天株式会社などは、すでに配送の実証実験を開始しており、アマゾン・ドット・コムやグーグルといった世界的企業でも、ドローン配送の実用化に向けた研究が進められています。
さらにドローンビジネスは、高層建造物・橋梁・トンネルなどの点検、農薬散布を中心とした農業利用、危険地帯の測量など、さまざまな業種で活用され始めています。
それに伴い、人や所有物を破損した場合の“賠償保険”や“機体保険”などの保険サービスの提供が、大手保険会社を中心に始まりました。
ドローンへの関心は、日本のみならず世界中で高まってきています。自社の商品やサービスとドローンを結びつけることで、新しい市場や顧客の開拓につながる可能性もあるでしょう。
既存の商品やサービスも含めて、ドローンビジネスの可能性を探ってみてはいかがでしょうか。
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